[Rack Extensions] Layers個人的レビュー

Propellerhead Reason, Layers, Rack Extensions

我らがPropellerheadによるRack Extensions Layersですが、リリースされてしばらくになりますが遅ればせながら個人的なレビューを。

仕組み

ビンテージシンセサンプルを組み合わせてレイヤーしていくだけのもの。それ以上でもそれ以下でもない…。 そのビンテージシンセは、以下の通り。

Alesis Andromeda A6
Roland Juno-60
Roland Jupiter-4
Korg MonoPoly
Korg MS-20
Korg Poly-800
Moog Prodigy
Waldorf Microwave
Oberheim Matrix
Studio Electronics SE1-X

特段特記もなく、有りがちな中身。

サウンド

Layersの動画もそうですが、ビンテージというより、良い意味で言えばどこかノスタルジックなサウンド。普通に言えば、ただただ古臭い。プリセットを聞くと、面白いサウンドがそれなりにありましたが。

操作性

Layersは4つのサウンドをレイヤーしていくわけで、それぞれの音に対してフィルターとEnvelopeが付いている。エフェクトもDistとFlanger、DelayとReverbとCompがあって、マスター的にフィルターがある。それ以上でもそれ以下でもない。 TRIG SEQでそれぞれのサウンドが設定出来る。直感的に分かりやすいだけで、これもそれ以上でもそれ以下でもない。

個人的評価 ★☆☆☆☆

ぶっちゃけ、わざわざRack Extensionsとして、しかもPropellerheadが出す物か?と思う出来だと思う。サウンド元になっているビンテージシンセに失礼だが、ありがちなサウンドに、特段特記のない仕組みで、各社あるシンセ系ReFillで十分。Pink Noise Studioとか、好いシンセ系ReFillが沢山あるし。それに、Reasonには、そもそもCombinatorがあるのだから、Layersのこの中身を、もっと自由度が高く音作りを楽しむことが出来る。

と言う事で買う必要が、私としてはありませんでした(ーー)
何か残念なRack Extensionsだった。

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